当院リハビリテーション科は平成23年5月に理学療法士1名、作業療法士1名、リハビリ室面積45u、算定疾患分類は運動器V・呼吸器Uの体制でスタートしました。
平成28年度より、理学療法士4名、作業療法士1名、言語聴覚士1名、リハビリ室110u、算定疾患分類は脳血管U、廃用症候群U、運動器T・U、呼吸器Tの体制に変更となりました。より多くの患者様のニーズに応えられるリハビリテーションを提供すべく日々業務に努めています.
(1)対象となる症状 *1つでも当てはまればまずは当院へご相談をお願いします。
・肩の痛み ・首の痛み
・腕が上がらない ・腰の痛み
・膝の痛み ・その他の関節痛
・背骨や膝など関節の変形 ・手足のしびれ
・歩きづらい ・片麻痺や失語症などの脳血管疾患の症状
・食べ物が飲み込みづらい ・水分を飲み込む際にむせる
・声が出しづらい など…
(2)対象となる疾患名 *下記の診断がない場合でも、上記の症状があればご相談ください。
・脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)
・整形外科疾患における手術後 ・骨折(手術の有無は問わない)
・頚椎症性神経根症 ・変形性脊椎症
・変形性股関節症 ・変形性膝関節症
・腰部脊柱管狭窄症 ・関節リウマチ
・肩関節周囲炎(五十肩) ・肩関節腱板損傷 など…
リハビリテーション内容例 *下記以外にも、各個人の状態やご希望に合わせて様々なリハビリを行います。
・ホットパック 〔目的:暖めることで血流の促進、筋肉の緊張緩和を目指す。〕
・中周波治療 〔目的:痛みがある箇所に適度な電流を流すことで、痛みの緩和を目指す。〕
・関節可動域運動 〔目的:セラピストが直接硬くなった関節の運動を行い、関節を柔らかくする。〕
・筋ストレッチ 〔目的:セラピストが直接硬くなった筋肉のストレッチを行い、筋肉を柔らかくする。〕
・筋力向上練習 〔目的:弱った箇所の筋肉を専門的な運動によって鍛える。〕
・認知療法 〔目的:認知症予防のため、脳の活性化を目指した脳トレーニングを行う。〕
・日常生活動作練習〔目的:食事・着替え・トイレ・入浴などが自立できるように専門的に練習する。〕
・歩行練習 〔目的:各個人に合わせた適度で安全な歩行練習を行い、歩行能力を向上させる。〕
・筋再教育 〔目的:電気治療や徒手療法によって麻痺した筋肉の再教育を行う。〕
・高次脳機能練習 〔目的:失語症などの障害に対して、専門的な訓練を行う。〕
・口の体操 〔目的:言葉を話すときに必要な口や舌を動かす体操を行う。〕
・嚥下練習 〔目的:食べ物を飲み込むことが難しくなった方に専門的な訓練を行う。〕 など…
運動器疾患は、最初の診断を受けてから150日間、脳血管疾患は180日間、呼吸器疾患は90日間がリハビリテーション上限日数となります。それ以降は、疾患によってはリハビリ回数が減少したり、実施困難となる場合もありますので、ご了承ください。
その他、ご質問・ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。
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